大雪のあとで

森の暮らし, 気象・気候, 自然, 旧 開拓生活研究所, 日記

最近は、平日は釧路の事務所で「街の人」をしている、
週末には「森の人」に戻るのだが、こういう二重生活も案外楽しいものだ。

先週の金曜日は全国的に大荒れだったようで、釧路も例外ではなかった。
こんな時は、事務所でぬくぬくと嵐が過ぎるのを待っているに限る。
ただし、大雪のあとはわが家の被害を確認する必要がある。

土曜日に街で買い物をしてから阿寒の自宅に向かった。
近くまで来てビックリ。大雪と強風による吹きだまりで、自動車が通れない。
大雪の吹きだまりで車通れない
(画像クリックで拡大します)
しょうがないから、歩くしかない。
近くの農家さんに自動車を置かせてもらい荷物を持って歩き出す。

最初は、牧草地の中の一本道。
ここは風が強いため吹きだまりがすさまじい。
牧草地の雪道を歩く
こんなところを、普段着のまま買い物袋をぶらさげて歩く姿は、けっこうおマヌケである。

しばらくいくと、カラマツ林の中
雪の中カラマツ林を歩く
ここは風もなく歩きやすかった。

途中で見つけたサビタの花
雪の中にあったサビタの花
ほとんど、自然観察ツアーである。

市道の終点付近の登り坂。
ここは立派な公道(市道)です。
ちなみに今まで歩いてきた道は立派な公道(市道)。
除雪は市がしてくれるのだが、強風のあとは吹き溜まってしまう。

ここからは私道。当然除雪はしていない
ここからは私道、ラッセル開始!
ここから家まで約は500m。

新しく降った雪は50cm程。長靴が埋まってしまう。
新しく降った雪は50cm、膝までのラッセルだ。
膝までのラッセルはけっこうキツイ。

ただ家に戻るだけなのに、なかなかたどり着けないので、今日はここまでです。
(はたして、我々は無事に家に帰れるのだろうか?!)

以下、次回に続く

 

除雪, スノーハイク, ラッセル, 大雪

Posted by 森の人