ガンビ (白樺の樹皮)
わが家の森から青空を見上げるとこんな感じ。
白樺の木も多いです。
(この写真は、今よく見るとダケカンバのようにも見えます。ちょっと見には区別がつきにくい時があります。)
本州では、高山の木も、ここ北海道では平地に普通に生えています。
白樺の木は若い森に多く生えています。
先駆樹と言うらしく、荒れ地などで最初に育ち、そのあとミズナラなどの長寿の木が育ってくるらしいです。
言ってみれば、巨樹の森の下地を作ってくれているわけです。
白樺の樹皮
以前「たいまつ(松明)の作り方」で書いたように、白樺の樹皮はガンビと呼ばれ、とてもよく燃えるので、焚き付けとして使われていました。
結婚式のことを華燭の典と言いますが、華燭の「華」は「樺(カバ)」のことで、昔は特別なときの灯りとして使っていた、と言う話をどこかで聞いたことがあります。
本当かどうかはわかりません。
誰か知っていたら教えてください。
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ディスカッション
コメント一覧
ちなみに顔などにできる、かさびた状のデキモノを「ガンベ」と言うのはたぶん「ガンビの皮」のようだからだと思います。
おはようございます。
「華燭の典」の「華」ですが、記載された通り「樺」です。
「樺の灯火」を「華燭」と言います。
ですが、その由来は中国です。
樺は途中で消えないので婚礼の儀や祝辞事には縁起が良いとされていたそうです。
日本では一本ずつ華やかに描かれた「会津絵蝋燭」が「華燭」と呼ばれ今では伝統工芸となっています。
E-boy さん
確かに似ている、その通りかも。
ところでガンベって言うのは、北海道弁ですよね。
グーグルで検索して調べてみたら、そのままではなかなか引っかからない。
試しに「釧路 ガンベ」でググると、大当たり。
カサブタのことだってちゃんとわかります。
なまらとむ さん!!
ありがとうございます!
永年の疑問が一つ解決しました。
今までハッキリわからずに能書きをたれていたんですが、これからは堂々と語れます。