ガンビ (白樺の樹皮)

古老の話, 植物, 自然, 旧 開拓生活研究所

わが家の森から青空を見上げるとこんな感じ。

白樺の木

白樺の木も多いです。
白樺の木
(この写真は、今よく見るとダケカンバのようにも見えます。ちょっと見には区別がつきにくい時があります。)

本州では、高山の木も、ここ北海道では平地に普通に生えています。

白樺の木は若い森に多く生えています。
先駆樹と言うらしく、荒れ地などで最初に育ち、そのあとミズナラなどの長寿の木が育ってくるらしいです。
言ってみれば、巨樹の森の下地を作ってくれているわけです。

白樺の樹皮
ガンビ 白樺の樹皮
以前「たいまつ(松明)の作り方」で書いたように、白樺の樹皮はガンビと呼ばれ、とてもよく燃えるので、焚き付けとして使われていました。

結婚式のことを華燭の典と言いますが、華燭の「華」は「樺(カバ)」のことで、昔は特別なときの灯りとして使っていた、と言う話をどこかで聞いたことがあります。

本当かどうかはわかりません。
誰か知っていたら教えてください。

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ガンビ, シラカバ, 樹皮

Posted by 森の人